FE風花雪月～なしルナ天刻縛り～⑦（終） 夜明けを迎えた選ばれし１２人
という訳で天刻縛りをクリアに導いたレギュラーメンバー１２人について
①ベレト → 蛇毒風薙ぎソードマスター（必殺特化型）
ステータスだけ見れば最強クラスなのに最終マップでも実は２回風薙ぎしただけで後はウロウロしてただけという醜態を晒してしまった主人公。序盤は実践演習で風薙ぎを早々に確保して不動のエースだったのに何故こんな事に…
天刻縛りにおいてはベレトの死＝即ゲームオーバーなのでどうしても前には出せない。でも前に出ないと風薙ぎは出来ないというジレンマ。それを解消しようと途中トリックスターにして忍び足を活用しようとするも自分の知らない仕様で攻撃を受けたらどうしよう…という不安に襲われ結局前には出せなかった
最終的には圧倒的なステータスを活かして倭刀や妖刀アシュラに必殺の腕輪、さらにフラルダリウス兵も合わせて必殺特化のソードマスターに落ち着く。必殺が出なくても確実に削れるように蛇毒も付けた。それでも１マップで２・３回風薙ぎが撃てれば上々という程度
蛇毒風薙ぎは普通に強いし、必殺が出たら結構相手は死ぬ。それでも使われない理由とは…射程！！！今回の１２人は半数の６人が射程４以上なのである。ヒルダが最前線に立ち敵を止め、その６人が殲滅する流れが出来てしまっているため射程１・２の先生がワザワザ出向く必要はまずなかったのである
天刻縛りにおいてはまぐれ当たりでコロっと死ぬような職選択を主人公がしてはいけなかった。そもそも所信表明でフォートレスにしますって書いてあった。主人公をたま～に風薙ぎして削るだけの聖なる力ばら撒きマンにしてしまったのは我が不徳の致す所であったと言える
②クロード → バルバロッサ
遠距離殲滅部隊その１。実に最強すぎる普通のクロードだった。序中盤を囲いの矢で堅実に回し、終盤はもはや囲いの矢を撃つ必要すらなく高機動＋超火力で暴れまわった。４本程ゴボウも接種
１対１なら囲いで必勝、１対２なら落星で片方落として確定回避からの近距離反撃、１対多なら風神撃って逃げる…と作中最強の立ち回りが出来るのがクロードの魅力。耐久性に不安が残るもののそもそも翠風の章に入ってから被弾した記憶がない。完成され過ぎてて特に言う事も無い
③ヒルダ → 不死隊回避盾兼物理盾ドラマス
金鹿あるあるの１つ不死隊ヒルダ、通称不死ヒル。守備を合計＋２０盛って文字通り不死身の存在に。天刻縛りに一番必要なのは死なない盾キャラなのである
序盤は守備が伸びず弓担当、アーマーナイト転職で守備を最低保証（＋５）されたりもしてバル兄と並んで前衛も可能に。おねだりと速さ封じがとにかくダメージを稼ぎまくる。盾役以外にも盾をバル兄に任せてペガサス・アーチャーとやれる事が多かった
中盤は海の見える場所でフォートレスに一番乗りしてからはバル兄に取って代わって主力前衛に。白雲の章ではフォートレスに盾を持たせておけば物理職に負ける事はない
終盤はドラマスデビューし、ミルディン大橋で回避盾として完成してからは無双の活躍。近距離連射組に代わってフライクーゲルで斬り込み役も担う。問題の命中も命中＋２０があれば大して問題にならず、ここぞという時には命中補正付きの劫火がしっかり命中１００で砲台等を粉砕した
さすがにちょっと守備＋２０はやりすぎたなと思ったものの最終話手前で丁度限界値に達したのでまぁよしとする
④バル兄 → 物理盾フォートレス or ウォーマスター
今回のスカウト枠その１。最終マップではウォーマスターで出撃したものの神速の備えを２回使っただけで後はウロウロしていたバル兄。不死ヒルが完成してしまったミルディン大橋以降は１２人出撃でもない限り副官で若干命中不安のリシテアを守護っていた
回避盾に役割を全部持っていかれてしまったというよくある物理盾の末路なんですが当然その後はウォーマスで活躍させるつもりだった。結果は先生と同じく射程１の居場所は何処にも無かったというオチ。ウォーマスターで攻撃したのがシャンバラでの数回のみという転職した意味すら感じられないこの末路。最終マップもヒルダ副官として出た方が活躍出来ただろうからもっと割り切ってさっさと飛行を上げるべきだった
とはいえ最序盤のMVPは間違いなくバル兄で幾度となく死線を越えて生還してきた。ラファエル・ヒルダ共に防御がヘタれていて硬めのレオニーも弓なので実際バル兄しか壁にならなかった。序盤を支えた稼ぎもほぼバル兄のおかげだった
弓を全く使っていなかったせいで海の見える場所での稼ぎに参加出来ずヒルダが急にフォートレスになってから出番が奪われ始めた。遅れてフォートレスデビューしてからはまた大活躍、バル兄のおかげでヒルダを飛行に回せるしアリルまでは充分に敵を完封してくれた
まぁ守備＋２０とかいう極端なドーピングを回避盾にしちゃったらそりゃ出番無くなるわなっていう話ではある
⑤イグナーツ → ハンボレスナイパー
遠距離殲滅部隊その２。命中が普通に２００を越えるヤバイ奴。夜明け用に調整したのもあり４距離以内の敵を１００％抹殺する死神のような性能を発揮
問答無用で命中＋２０の観察眼と速さの応援にブレイクショットはいずれも金鹿の序盤を支え続けた。夜明けの安全突破も大体ナーツあっての事
今回は充分力も伸びて＋８のドーピング込みでヒルダ並の剛腕も手に入れた。その分幸運が異常なまでに伸びなかったが天刻縛りにおいて必殺という運任せの上振れは必要ないので今回の縛りに適した成長をしてくれたと思う
⑥レオニー → 近距離連射ファルコン or 近距離連射ボウナイト
遠距離殲滅部隊その３。初の実戦演習で槍Aまで到達していたものの槍を使ったのは本当に最初の最初だけだった。今回結婚しました
序盤は弓職なのにバリ硬姉貴。中盤は近距離連射ペガサスで大活躍。近距離連射が強すぎて実はスナイパーをマスターしておらずハンボレは１回も撃つ事は無かった。終盤はファルコンとボウナイトを使い分けて動き回った
今回はゴボウの不作によりドーピングが出来ず、ボウナイト時には副官アロイスさんで威力も上がり弓の達人も付くため、どうもファルコン運用だと火力不足を感じた。結局終盤はファルコンで近距離連射するよりもボウナイトで堅実に曲射逃げ撃ちがメインになっていた
⑦ツィリル → 近距離連射ボウナイト
遠距離殲滅部隊その４。ハンボレスナイパーとしては命中方面でナーツに劣り、近距離連射役としては中級で飛べずレオニーに劣る。そのせいで途中からは準レギュラー気味だった
今回実は初めてレギュラー採用した口で、即ブリガンド・アーチャーになれて近距離連射を弓C+で習得するのでちょっとの手間でかなり強いという事に気付いた。シャミアさんの方がお手軽だろうがツィリルの方が最終ステータスは伸びそう
ただどうしても夜明けの関係上ナーツとレオニーを優先する必要があって色々後回しにしてしまった。更にドラゲナイかボウナイトどちらを目指すか方針が定まらず技能育成も遅れてしまった
最終的にはバル兄がレギュラー落ち気味になったため１１人目としてボウナイトで大活躍。終盤は近距離連射をあまり撃てず、レオニー・アネットの騎馬組と合わせて曲射逃げ撃ちで徐々に制圧していく役割を担った
⑧リシテア → グレモリィ
遠距離殲滅部隊その５。先生の次ぐらいに天刻縛りに足を引っ張られた感
本人の技は高いが闇魔法のせいでマクイル破邪隊配備まではずっと命中不足気味だった。あと天刻縛り故にローレンツ外伝でのロストが怖くて中々行けず、テュルソス入手が遅れて中々前に出せない時期も続いた。入手後はいつも通り大暴れで夜明けの追討戦で真っ先にレベル３０に到達してグレモった
ただ終盤は騎士団以外で命中補強をしなかったせいで（１００％当たるヴァルアネで安全に削るか…）ってなる事が多く、テュルソスを没収されカドゥケウスを持たされていた。弾数を心配してグレモリィ一直線にしたのが失敗で、ヴァルキュリア経由で慧眼の一撃を取るべきだったなぁと
⑨アネット → ヴァルキュリア
遠距離殲滅部隊その６。ヴァルキュリアネット、通称ヴァルアネ。６距離以内の飛行職絶対殺すウーマン。５年後からは常時アーマードメルセデスが守護霊のようにアンを守護り続けていた
バル兄に続くスカウト枠その２。課題協力時代から応援しまくっていた。個人スキルと速さの応援で的確に前衛を強化出来る上、魔防の応援は聖水と合わせ序盤のサイレス無し環境で味方を魔法から守った。ナーツを完全に戦闘用に出来るのもアネットのおかげ。風魔法の高命中も堅実な削りとなり序盤を支えた
ただ応援ばかりしていてレベルが置いていかれたり、割と理学魔法が被り更にレスキュー持ちのフレン加入によって出撃枠を奪われたりで一時は副官気味に。攻撃魔法要員としての本領発揮は敵の飛行職が出始める白雲の章ラスト辺りから
金鹿での支援もクロード・ヒルダ・リシテアと要点を押さえていて、射程６のおかげでよく前線のクロヒルにさりげなく支援が届いていた
魔力成長はリシテアに劣ったもののやはり騎馬による魔法逃げ撃ちが強く、度々リシテアからテュルソスを没収していた。なので今回はリシテアに代わって粉と草をキメまくって魔力＋６されとります
⑩マリアンヌさん → ビショップ
回復役その１。リブローとサイレスだけで不動の地位を築き続けたマリアンヌさん。個人指導がおろそかすぎて先生と支援Aになったのがシャンバラ辺りだったりした。本当に信仰Bさえ確保すればそれだけでずっとやっていける手のかからない子
騎士団は序盤に神速持ち、後半は祝福持ちを。基本はリブローとサイレスを撃ち、暇な時にトロンをブチ込む。終盤はレベルが置いて行かれ気味だったもののサイレスは一度も外れる事はなく何ら問題はなかった
⑪フレン → グレモリィ or ダークペガサス
回復役その２。レスキューのおかげでロストを防げたシーンは結局無かったものの、レスキューがあるから突撃したろっていう戦法が各所で有効だった。個人スキルも中盤はヌーヴェル侍女隊の絶対死守と合わせて味方をガチガチに固めていた
天刻縛りにおけるレスキューの重要性から採用したがやはりビショップ２人体制というのはさすがに無駄が多かった。途中からアネットに代わり飛行殺し枠も兼ねようと育成したが魔力が思ったように上がらず。馬は苦手でヴァルキュリアは遠く、ダークペガサスは天刻縛りの影響で外伝に行けずにヌーヴェル天魔隊が無い。結局ダークペガサス・グレモリィにはなったが魔法アタッカーとしては何とも言えない仕上がりになってしまった
フレンがいなきゃロストする！という不安から毎度出撃枠を圧迫していたような気もするし、フレンがいるから大胆に行動できる！という心の余裕を生み出していたような気もする
⑫ローレンツ → 踊り子
本当にひたすら踊っていた。夜明け対策なので踊ってもらうしかない。Mシールドも習得が遅かったので経験値稼ぎにしか使われなかった
最序盤は個人スキルもあり旋風槍と魔法を使い分け充分に活躍していた。段々と役割がなくなってきた所で踊り子に転職したので何だかんだ常に活躍していたとも言える。夜明けでも持ち前の耐久力でしっかり攻撃を耐えてガバをフォローしてくれた
ただこれだけ踊る以外の行動を取らないならフォートレスの守備最低保障を最速で取りに行くべきだった。今度からはそうしようと思う
以上１２人。あとは２軍兼副官の皆さんをちょっと紹介
副官① アーマードメルセデス
アネットの副官として斧・重装が苦手なのに鎧を着せられる事に。アンのために副官防御する事は結局無かったが後半はずっとアンを守護り続け火力も上げていた。一応途中までは魔法弓ハンボレ役としての育成がされておりキャラロストが多ければ元気にハンボレする姿も見られたと思う
副官② セテス
即戦力として評価の高いセテス様。ちゃんと槍A指揮Aを早期に達成し出番を待ち続けた。結局出番はなかったがフレン・ヒルダ副官として毎回出撃していた。イングリットとのペアエンドを狙ったもののどうやら翠風の章では不可能らしい、残念
副官③ アロイス
お手軽なレオニー副官として火力も強化してくれるアロイスさん。心なしかレオニーと支援が上がる速度も早い気がする。レオニーが飛んでない限りは副官として出撃していた。シャミアさんとのペアエンドを狙ったもののそもそもないらしい、じゃあ支援Bまでにしろよ…
副官④ イングリット
アロイスさんが出ない時はクロードの副官として出撃。クロードとは支援がA＋まであるためペアエンド条件を満たさずに支援Aの効果が受けられるのも微妙にありがたい。セテスとのペアエンドを目指したが翠風の章では存在しなかった
勝ち数ランキングは以下の通り
①レオニー １９９
②ヒルダ １７９
③クロード １７５
④イグナーツ １７４
⑤リシテア １６４
⑥アネット １５７
⑦ベレト １２２
⑧バルタザール ９９
⑨ツィリル ９０
⑩フレン ４０
⑪ローレンツ ３４
⑫マリアンヌ ２２
ヒルダは削り役が多く、クロードも中盤までは囲いの矢を多用してたので、中盤近距離連射でワンキル出来るように動いたレオニーが１位なのは納得。２位～６位が僅差なので結構満遍なく使えたなぁという印象
今度は弓禁止とフリー戦闘禁止にして別学級でやりたいなぁ
